
こんにちは、家の掃除を手伝わないサボリーマンこと、マネです。
イブですね。クリスマス

今日は毎年楽しみにしている、明石家サンタの日です。
以外に楽しみにしている人は多いのでは・・・・
さてさて、
全体練習もないので、年末年始は好きなことを書いていこうと思います。
トップの写真何だか分かります?
そう、バットです。

良く見てください。
【HORNETS 55】って入ってます。
特注バットなんです。
わたくし専用の

実は、うちのチームにはバット職人がいて、殆どの選手は、うちのオリジナルバットを使ってゲームに出ています

このバットがまたすごい

完全オーダーメイドです。
普通、一般のメーカーであれば、型が何パターンかあって、気に入った型を選びますが、ホーネッツバットは型からの注文に応えます。
ヘッドの重さが効いているほうが良いとか、グリップエンドは滑らかな方が良いとか、色はピンクが良いとか。
基本全てのわがままを聴いてくれます。
材質はメイプル(楓)で一本、一本角材から切り出していきます。
長細い角材が、ろくろ(?)で回されて、徐々にバットの形になる過程は、ちょっと感動モノです。
わたくしの話ですが、最初はヘッドの効いた重量感のあるバットを使っていましたが、手首を傷めてからは、痛みのこともあって振り抜きやすさ重視で、バランスをバットの中心に寄せた型に変更しました。
こんなわがままも聴いてくれます。
メーカーでもオーダーのバットは揃えているようですが、一本○万円もします。
そんな高級バットを、チェンジアップか何かで引っ掛けて折れようものなら、涙が出て止まらなくなります。
で、更に一番私が気に入っているのが、材料(木材)についてのウンチクです。
昔の木製バットは、青ダモが主流でしたが、原材料が少なくなってしまったことで、現在はメイプル(楓)が使われています。
青ダモのバットは打った感触に柔らかさがあって、好きだったんだけどな〜
まあ、そういうことで現在はメイプルが主流です。
メイプルであれば、どこでも同じか?っていうとそうではありません。
採れたところで、木の性質が全然違うようです。
やっぱり、目が詰まっている木が、ボールの弾きが良いのですが、角材の段階で『このバットは良く飛ぶと思いますよ』なんて言われると、出来上がりによりワクワクしてしまいます。
たまに、変わったところで採れた角材を使ってバットを作ったりもしています。
この間は、確か青森県産の楓の木で、バットを作っていたはず。
『もみじ』っていってたかな。
すこし、木材がピンク掛かっていて、特徴的でした。
中国産の楓でも作ってたかな。
これは、あんまり好きではなかったな・・・
結局、あったかいところで育った木は、同じ種類であっても発育が良いので、木目が粗くなりやすいそうです。
逆に寒いところでは、成長に時間が掛かるため、目が詰まった硬い木が採れるそうです。
こんな、材質についてウンチクも聞けるなんで、職人ならではで良いですよね。
こんな話、大好きです。
一人で、完全手作業なので、生産量は限定されてしまいますが、良いバットですよ。
一般の方からも注文を受け付けているようなので、トップページの【綜合美装工業】のリンクから入って探してみてください。
なんだか、営業ブログみたいになってしまいましたが、目的はそっちではありません。
そんな、超スペシャルなオリジナルバットでバッターボックスに立っているんですよってことをお伝えしたかっただけです。
来期ちょっと注目してみてください。
札幌ホーネッツへの応援宜しくお願いします。ではマネでした。
posted by ホーネッツ at 15:21|
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